測定器

マルコニーのSSG

カバーを外したところ

真空管は７球で６Ｕ８　×３、５７６３　１、１２ＡＵ７　１、ＥＬ８１/６ＣＪ６、５６５１　１です。中央の３本の黒いメタル管様の真空管はシールドケースに入ったｍＴ管です。

背面

がっしりした作りです。

電源部

パワーＴｒが使われていました。

背面全体

カバーだけでも６kg.ありました。

電源部

整流器にセレン整流器が使われていました。

テフロンのソケット

円筒状のシールドケースを外すと真空管ソケットはテフロン製でした。外周の網目状の物はシールドケースとシャーシとの接触を良くするものと思われる。

点灯中の５６５１

定電圧放電管５６５１です。鮮やかな赤色で点灯しています。

周波数レンジ切り替え回転コイル

２０ＫＨｚ～７２ＭＨｚの周波数を１２のセクションに分け回転コイルと周波数微調用のバリコンが夫々に装着されています。

回転コイル側面

周波数の低いところではハネカム巻のコイルが高いところでは銅箔が巻かれていました。

回転コイル軸受け部

回転コイルの軸受け部と固定側接触子です。

周波数可変バリコン

銀メッキの３連バリコンがウオームギヤで連結されていました。

変形したモールド抵抗

通電中この抵抗から煙が上りました。

Ｃバンド　コイルの焼損部分

コイルと他のコイル引き出し線がスパークしていました。１０ＫΩのモールド抵抗も焼損しました。

コイルに付属した抵抗

コイル付属の抵抗は大丈夫でした。

スパーク部分

コイル引き出し線の被覆が絶縁不良でスパークしました。

修復完了

熱収縮スミチューブで被覆しました。

Ｅバンドコイルの修復

やはりＣバンドコイルと同様同じところが絶縁不良のため焼損していました。

コイルの引き出し線は断線

高圧電圧によってスパーク断線した模様です。

修復完了

Ｃバンドコイルと同じように熱収縮スミチューブで被覆しました。コイルの引き出し線は接着剤で固定。

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